ユーロビジョン2016ブルガリア代表は、Poli Genovaの「If Love Was A Crime」 に決まりました。

ブルガリアのフルート奏者Teodosi Spasovによるイントロのサウンドが非常に印象的で、全体的にキャッチーな一曲に仕上がっています。

ブルガリア代表の楽曲としては珍しく、全編ほぼ英語詞で描き上げられていますが、サビに「О, дай ми любовта(Oh, give me love)」というブルガリア語の一節を耳に残る形で挿入していて、イントロのフルートのフレーズとともに、曲に強い個性を与えています。

この楽曲は、ユーロビジョンのみならず、ブルガリアのテレビ局BNTで現在放送中のサスペンスドラマ「Undercover」のテーマ曲としても起用され、国内で話題を呼んでいるようです。 


〈Poli Genovaのプロフィール〉 
Poli Genova(本名:Poli Plamenova Genova)は1987年にブルガリアの首都ソフィアで生まれました。

Poliは4歳の頃から、ブルガリアのキッズユニットBon-Bonのメンバーとして音楽活動を開始。脱退し、ソロで活躍している現在も、Bon-Bonのレコードレーベルの創設に携わったり、Bon-Bonと共にユニセフやSOS子どもの村の慈善活動に参加するなど、このユニットと深く関わりを持っているそうです。

ブルガリアのリュボミール・ピプコフ国立音楽学校でクラリネットを専攻し卒業した後、彼女はNAFTA(National Academy for Theatrical and Film Arts)で映画監督の勉強に励みます。

その後、「X Factor」で審査員として出場したり、「Dancing with the Stars」でダンスに挑戦したり、「Your face sounds familiar」でものまねにチャレンジするなど、数々のテレビ番組で活躍し、ブルガリアを代表するマルチタレントの一人となった彼女。ユーロビジョンへの挑戦は今回が初めてではありません。

2005年と2006年にユニットのメンバーの一人としてブルガリアの国内予選に挑んだ後、2011年にブルガリア代表として選ばれ、デュッセルドルフのステージに立ちました。 
 
Poli GenovaNa Inat」 ユーロビジョン2011準決勝2日目より)

準決勝2日目のステージに立ち、迫力のステージで魅せた彼女ですが、結果は12位。48ポイントを獲得したものの、決勝進出は果たせませんでした。


ブルガリア自身も、2007年以来ずっと決勝進出を果たせないまま、成績低迷と財政面の関係で2014年と2015年の大会出場を断念していました。
今回の出場はPoli自身にとっては5年ぶりの復帰、そしてブルガリアにとっても3年ぶりの復帰となり、かつ、「決勝進出への再挑戦」という大義のかかったステージになっています。

Poli Genovaが出場する準決勝2日目は、現地時間5/12に開かれます。 


参考:ESC公式、Wikipedia"Poli Genova"