E.S.Cheers!! - #Eurovision 2017-

ヨーロッパで開催される年に一度の音楽祭ユーロビジョン・ソング・コンテスト(ESC)の最新情報などをお届けします。

出演アーティスト(準決(2))

【ESC2015】スウェーデン:スウェーデンのアイドルから「Heroes」へ



ユーロビジョン2015スウェーデン代表は、Måns Zelmerlöwの「Heroes」に決まりました。

国内予選Melodifestivalenでプロジェクターを使ったパフォーマンスが話題となり、イギリスのブックメーカーによる優勝予想でも上位に来るほど、現在も高い人気を誇っている楽曲です。

一時はキャラクターの盗用疑惑などでプロジェクターを使ったパフォーマンスが披露できない可能性も出ていましたが前回記事参照、本番ではキャラクターのみが変更され、Melodifestivalenとほぼ同じパフォーマンスが披露されることになりました。
Månsの約束通り、あの人形「Måns Petter」が服を着替えてウィーンのステージに再登場します。 


〈Måns Zelmerlöwのプロフィール〉
Måns Zelmerlöw(本名:Måns Petter Albert Sahlén Zelmerlöw) は1986年に、ユーロビジョン2013の会場にもなったマルメの北東にある都市ルンドで生まれました。

ルンド大学で言語聴覚療法を教える母と外科医の父の間に生まれたMåns。医療系へ進むかとおもいきや、高校時代に音楽を学び、合唱団に所属するうちに音楽の道へと進んでいくことに。2002年にはマルメでミュージカルの舞台に立つという経験も積んだそうです。

Månsが世間の注目を集めるきっかけとなったのが、2005年に放送されたスウェーデン版のアメアイIdol(Sverige) への出演でした。

The VOICEのオーディションとは異なり、ポップ・アイドル系のオーディションは伴奏なし、アカペラで披露しなければならないのですが、Månsはこのプレッシャーをどう乗り越えたのでしょうか?
 
Måns ZelmerlöwHero」カバー Idolシーズン2より)

堂々と歌いこなしたMånsのオーディションの結果は合格!
この後も着実に勝ち上がり、決勝ステージまで進みましたが、結果は5位。惜しくも敗れてしまいました…

Idolでは敗れてしまったものの、Månsはその後ミュージカル「グリース」への出演などを経て、2006年にM&L Recordsと契約し本格的な歌手活動を始めます。

2007年、彼はMelodifestivalenに初挑戦しました。
 
Måns ZelmerlöwCara Mia」 Melodifestivalen2007より) 

Månsは決勝まで進んだものの、結果は3位。これまた惜しい結果となってしまったのです…
しかし、この曲も収められたファーストアルバム「Stand by For...」がこの年スウェーデンのチャートで一位を記録し、IFPIからプラチナ認定を受ける売り上げとなりました。

歌手活動で成功をおさめる一方で、ミュージカル「フットルース」の出演など舞台経験も積んでいったMåns。
2009年にMelodifestivalenに再度挑戦しますが、こちらの結果も決勝4位。スウェーデン代表の座はなかなかつかめずにいたのです。

2015年、Månsは分身的存在の「Måns Petter」と共に、Melodifestivalen3度目の挑戦に挑みました。
 
Måns ZelmerlöwHeroes」 Melodifestivalen2015より) 

決勝まで進んだMånsは、海外審査員と視聴者両方から高い支持を集め、初優勝。晴れてスウェーデン代表の座を獲得したのです。


衣替えした「Måns Petter」と共に登場するMåns Zelmerlöwは、現地時間5/21に行われる準決勝2日目の舞台に上がります。
こちらのMåns先生の振りつけ講座をチェックして、準決勝2日目に備えましょう。
 


参考:ESC公式、Wikipedia"Måns Zelmerlöw","Idol 2005 (Sweden)" 

【ESC2015】チェコ:ロック畑出身の2人が奏でる力強いバラード



ユーロビジョン2015チェコ代表は、Marta JandováVáclav Noid Bártaの「Hope Never Dies」に決まりました。

どんなに深い絶望の底でも、希望の光はさす。決して希望は絶えないというメッセージが込められた力強いバラードナンバーとなっています。

2009年を最後に出場辞退が続き、実に6年ぶりの出場を果たしたチェコ。実力派シンガー2人のデュエットで初の決勝進出が果たせるかに注目が集まっています。


〈二人のプロフィール〉
・Marta Jandová
Marta Jandováは1974年にチェコの首都プラハで生まれた女性シンガーです。

1993年にドイツに移住したMartaは、自身がリードボーカルを務めるロックバンドDie Happyを結成。2001年にメジャーデビューアルバム「Supersonic Speed」をリリースしてから、8枚のアルバムリリース、1000回を超えるライブ公演、ドイツ版グラミー賞Echo Awardsへのノミネートなど、ドイツを中心に精力的に活動を続けています。 

 
Die HappyBig Big Trouble」)

Martaはソロとしても活動を行っていて、2011年にはサッカー女子ワールドカップドイツ代表の応援ソングを姉妹と手がけて話題になったそうです。

少しさかのぼって2005年には、フィンランドのパンクバンドアポカリプティカと組んでドイツの州別対抗歌合戦「ブンデスビジョン2005(ドイツ版ユーロビジョン)」に出場し、全16組中5位という成績を残しました。

 
アポカリプティカ feat. Marta Jandová 「Wie Weit」 ブンデスビジョン2005より)


・Václav Noid Bárta
Václav Noid Bártaは1980年にプラハで生まれたシンガー・ソングライターです。

4歳の頃から音楽に興味を持ち始めたというNoidは、ピアノ、フルート、クラリネット習い始め、さらに独学でギターやベース、パーカッションも習得していったといいます。

17歳の頃にロックバンドを結成して以来、Noidはロック畑中心に歌手やソングライターとして活動を続けていきました。

 
Václav Noid BártaPoušť(砂漠)」)

歌手活動を続けながら、Noidはミュージカルや映画、テレビドラマなどに役者としても出演しています。
さらに、自身の出演するミュージカルや映画のサウンドトラックの制作にも関わっているとのこと。
様々な楽器をこなし、歌い、曲も作れて演技もできる… 向かうところ敵なしのガチムチマルチタレントと言っても過言ではないでしょう。


6年ぶりの復帰となるチェコ代表は、現地時間5/21の準決勝2日目に登場します。 


参考:ESC公式、Wikipedia"Marta Jandová","Václav Noid Bárta"


〈ユーロビジョン チェコの成績〉
プラハ旧市街が日本人観光客にも人気となっている中欧の国チェコは、2007年に初めてユーロビジョンに出場し、2009年まで参加を続けていますが、いずれも準決勝敗退となり、一度も決勝へ進むことができませんでした。

過去3度の出場で一番高い成績を収めたのは2008年大会(準決勝18位)でした。

 
Tereza KerndlovaHave Some Fun」 ユーロビジョン2008より)

翌2009年は準決勝で無得点となり玉砕してから、チェコは昨年まで参加辞退が続きました。
ちなみに、旧チェコスロバキアの隣国スロバキアは2012年まで参加を続けていましたが、こちらも準決勝敗退が続き、2013年以降参加辞退が続いています。

復帰以前は成績不振が続いていたチェコですが、プログラム順の決定方法がくじ引きから内部選定に変更された2013年からは、これまで決勝に進むことができなかったオランダやサンマリノ、モンテネグロといった票の集まりにくい国も決勝へ進めるようになったため、チェコにも決勝進出のチャンスがあるかと思われます。

果たして、結果はどう出るのか…?
5/21の準決勝2日目に注目です。


参考:Wikipedia"チェコのユーロビジョン・ソング・コンテスト

【ESC2015】キプロス:実は無類のゲーム好き 21歳若きシンガー登場



ユーロビジョン2015キプロス代表はJohn Karayiannisの「One Thing I Should Have Done」に決まりました。

失恋で沈んだ気持ちの中、二人想い合っていた頃の楽しい思い出や「あの時どうしてああしてあげなかったんだろう」とこみ上げてくる後悔を歌っている、しっとりとしたバラードナンバーとなっています。

歌詞はとても切ないのですが、アコースティックなバッキングとJohnの優しい歌声はとても優しく、沈んだ気持ちをそっと包み込んでくれるような気分になります。

セルビアと同じく、財政上の問題で2014年開会を辞退していたキプロスは、若干21歳の男性新人シンガーの投入で一年ぶりのユーロビジョンに挑みます。


〈John Karayiannisのプロフィール〉
John Karayiannis(本名:Giannis Karagiannis)は1994年に、キプロス島南部の都市リマソールで生まれました。

小さい頃からエミネムやリンキン・パーク、メタリカなどをよく聞いていたというJohnは、8歳の頃からボイストレーニングを受け始め、歌手としての道を目指していくこととなりました。

ユーロビジョン2004でキプロス代表として出場していたLisa Andreasの活躍を見てユーロビジョンに興味を持ち始めたというJohnは、13歳の頃にジュニアユーロビジョンの国内予選に挑戦します。
 
John KarayiannisΤα λόγια που πήραν φωτιά(The Words Caught Fire)」 ジュニアユーロビジョンキプロス国内予選より) 

結果は惜しくも3位、ジュニアユーロビジョン本選への出場には至りませんでしたが、本人にとってはこれが大きな経験となったそうです。まだひげも蓄えておらず、あどけなさが残るJohn。でもトレードマークのメガネはこの時から欠かせなかったんですね。 

2007年、2008年とジュニアユーロビジョンの国内予選に挑戦してきたJohnは、今回ユーロビジョンの国内予選に挑戦。オーディションを通過して決勝に進みました。
 
John KarayiannisOne Thing I Should Have Done」 ユーロビジョン国内予選より) 

6組のアーティストで争われた決勝は、視聴者投票と審査員投票の結果、Johnが優勝。憧れだったユーロビジョン本選への切符を手にしたのです。


9月には音楽の勉強とアルバム収録のためにロンドンへ渡るというJohnですが、実は大のゲーム好きという一面もあるそうです。中でも、世界的に高い人気を誇るオンラインゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト」にはまっているようで、「歌手じゃなかったらプロゲーマーを目指していたかもしれない」んだそうです(笑)。

今回会場入りした時も、協賛企業のマイクロソフト社が大会関係者向けにデモンストレーションを行っていたXBoxOneの試遊を我慢できずについついしてしまったというJohnは、現地時間5/21の準決勝2日目に登場します。 


参考:ESC公式(123)、公式サイトYouTube公式チャンネルParikiaki

【ESC2015】リトアニア:明るく幸せな気分になれるデュエットソング



ユーロビジョン2015リトアニア代表は、Monika LinkytėVaidas Baumilaの「This Time」に決まりました。

明るいカントリー調のデュエット曲は、聞いているととてもウキウキした気分になるのですが、面白いのはこのミュージックビデオ。

何組かのカップルやグループにこの曲を聴いてもらった時の反応をうかがうというモニタリング形式のビデオに仕上がっているのですが、注目すべきは1分56秒あたり。
昨年ネット上で話題を読んだ「見知らぬ人同士でキスをしたらどうなるか?(First Kiss)」 というモニタリング動画を彷彿とさせる展開に、見ているこちらも幸せな気分になってしまいます。

国内予選のパフォーマンスでは二人のキスが披露されてちょっとした話題になりましたが、本番ではどんなパフォーマンスが披露されるのでしょうか?


〈二人のプロフィール〉
・Monika Linkytė
Monika Linkytėは1992年にリトアニアの海辺に近い町ガルグジュダイで生まれた女性シンガーです。
幼いころはダンサーになりたいというあこがれを持っていた彼女は、ピアノを習い始めてから、音楽へと関心が移っていったそうです。

2007年のジュニアユーロビジョン国内予選への出場をきっかけに歌手への道を進み始めた彼女は、様々なオーディション番組や音楽祭へ出場。2013年にはリトアニア版The VOICEにも挑戦しています。
 
Monika LinkytėDance With Somebody」カバー Lietuvos balsasシーズン2より) 

The VOICE名物のブラインドオーディションを難なくクリアした彼女はその後も順当に勝ち進み、決勝まで進出したのですが、結果は惜しくも2位。優勝を逃してしまいました。

Monikaのユーロビジョンへの挑戦は2009年から毎年続けられていましたが、The VOICEで得た経験と悔しさをバネに成績を伸ばし、ついに今年、念願のリトアニア代表の座を獲得したのです。


・Vaidas Baumila
Vaidas Baumilaは1987年にリトアニアの首都ビリニュスで生まれた男性シンガーです。

クルーズ船で歌い手の仕事をしていたVaidasは、2005年にオーディション番組Dangusに出場。リトアニア中から注目を集めるきっかけになりました。

この番組では惜しくも優勝を逃してしまいましたが、翌2006年に発売されたデビューアルバム「Ką tu mėgsti?(What Do You Like? )」は大ヒットとなったそうです。

これまでに3枚のアルバムをリリースしているリトアニアのホープVaidasは、昨年はそれぞれソロで代表の座を争っていたMonikaとタッグを組んで楽曲「This Time」を作り上げ、ユーロビジョン国内予選に挑戦。二人のキスの力もあって(?)見事代表の座を獲得したのです。

Monika Linkytė & Vaidas BaumilaThis Time」 ユーロビジョン国内予選より) 


とびきり明るいデュエット曲「This Time」を披露するMonika LinkytėとVaidas Baumilaは、現地時間5/21に開かれる準決勝2日目に登場します。


参考:ESC公式、Wikipedia"Monika Linkytė","Vaidas Baumila"、DelfiVaidas Baumila公式Facebookページ

【ESC2015】アイルランド:驚きの17歳ボイスは必聴っ



ユーロビジョン2015アイルランド代表は、Molly Sterlingの「Playing With Numbers」に決まりました。

味のある声と落ち着いた雰囲気の演奏スタイル、「日頃の生活や恋の中で陥る危険」について描いた詞などからは、彼女がまだ17歳とは思えない貫禄を感じさせます。


〈Molly Sterlingのプロフィール〉
Molly Sterlingは1998年にアイルランド中部の街パッカンで生まれました。

父親からの影響で、小さい頃からイーグルスやクイーン、ミートローフなどのCDを車の中で聞いていたという彼女は、11歳の頃から独学でピアノを学び始め、音楽への興味を深めていったそうです。

12歳の頃から彼女は様々なコンクールやオーディションに参加し、優勝や上位入賞といった成績を残していきます。2014年には初のシングル曲「Strands of Heart」 を発表。現役学生シンガーとしての注目を集めていくこととなりました。

そんな中、Mollyは現在製作中のアルバム曲の中から「派手さも華やかさもない、自身の内面をリアルに描いた曲」という「Playing With Numbers」 を選び、ユーロビジョンの国内予選に臨みました。

 
Molly SterlingPlaying With Numbers」 ユーロビジョン国内予選Eurosongより)

5組のアーティストが出場したこの国内予選で、彼女は2位にわずか4ポイントの差をつけて優勝しました。
これは本人にとってもまさかの結果だったようで、驚きのあまり「控室で発表を聞いてからの出来事を思い出せない」とコメントを残しています。


ユーロビジョン2015アイルランド代表Molly Sterlingは、現地時間5/21に開かれる準決勝2日目に出場します。
年齢以上のオーラを感じさせるかのじょのライブパフォーマンスにも要注目です。


参考:ESC公式、Wikipedia"Molly Sterling"、EurovoixIndependent.ie 
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