E.S.Cheers!! - #Eurovision 2017-

ヨーロッパで開催される年に一度の音楽祭ユーロビジョン・ソング・コンテスト(ESC)の最新情報などをお届けします。

出演アーティスト(準決(2))

【esc2013】ハンガリー:PVのキモカワキャラも印象的 ByeAlex登場


ユーロビジョン2013ハンガリー代表は、ByeAlexの「Kedvesem(Zoohacker Remix)」に決まりました。
KedvesemをGoogleで翻訳すると「ダーリン」と訳されますが、恐らくハンガリー語で「ダーリン」や「ハニー」みたいな、恋人への甘い呼びかけ方なのかなぁと推測します。
優しく語りかけるようなボーカルで曲調も穏やかなので、聴いてるうちに何だかリラックスしてきますね。


〈ByeAlexのプロフィール〉
2013_byealexByeAlexは1984年生まれ、ハンガリー北東部、サボルチ・サトマール・ベレグ県にある小さな町Fényeslitke出身の28歳。ミシュコルツ大学で哲学の学士も取得しています。

そんなByeAlexが曲を書き始めたのは10代の頃。高校生の時には「Love Story Bar」という名前のバンドを結成していた時もあったそうなのですが、本格的に活動を始めたのは大学を卒業してからのこと。デビュー曲「Csókolom!」はハンガリー国内の音楽チャンネルでヘビーローテーションされたのだそう。ラジオのリスナーとともに曲を書き上げ、シングルをリリースしたこともあるのだそうです。

2012年からByeAlex名義でのソロ活動を行なっている彼なのですが、今回のユーロビジョン代表選出については、彼自身思いもよらない事だったのだとか。ユーロビジョンの予選に出場するほどのステージ経験やキャリアもないと考えていたため、予選には出場しないと決めていたByeAlexですが、マネージャーが予選に応募してしまいます。やむを得ずなのか、予選に出場してみたところ、視聴者から多くの票を獲得し、ハンガリー代表となったのだそうです。

幼稚園生などの子供に人気があったというByeAlexの「Kedvesem」は、5/16の準決勝二日目の登場です。
シンプルなステージ構成となるそうなのですが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみです。

参考:ESC公式、Wikipedia"ByeAlex"、東欧LIFE☆ハンガリー☆「今年のユーロビジョンも・・


〈ユーロビジョン2013 ライブパフォーマンス〉

(ユーロビジョン2013 決勝より)


〈ユーロビジョン ハンガリーの成績〉
ハンガリーは1994年にユーロビジョン初出場を果たし、4位の成績を収めています。

(1994年代表曲 FriderikaKinek mondjam el vétkeimet?」)

当時はまだ歌詞に自国の公用語以外を用いることができませんでした。その状況下で、ユーロビジョン参加歴の浅い旧東側の国が上位に食い込むことができたのは快挙だったそうです。

その後ハンガリーは、1999年からの6年間出場辞退が続きましたが、2005年に大会に復帰。その後も2度不参加の年があるものの、近年はコンスタントに参加を続けています。

2004年の準決勝制導入後のハンガリーの決勝進出の勝敗は4勝2敗。2011年からは2年連続で決勝進出を決めていますが、決勝での成績はイマイチな状況が続いています。曲はとても良いのですが、他の曲に埋もれてしまいがちなのでしょうか…

過去最高順位は初出場時に獲得した4位ですが、準決勝制導入後にハンガリーが決勝で獲得した過去最高順位は2007年9位です。

(2007年代表曲 Magdi RúzsaUnsubstantial Blues」)

2011年から2年連続で決勝進出を決めているハンガリーは、今年も決勝へ駒を進められるのか!?
久々に全編ハンガリー語詞でエントリーする、5/16のハンガリー代表ByeAlexのステージに要注目です。

参考:Wikipedia「ハンガリーのユーロビジョン・ソング・コンテスト

【ESC2013】ラトビア:Beat BoxにiPadも登場! 軽快な一曲「Here We Go」


ユーロビジョン2013ラトビア代表は、2人組ミクスチャーユニットPeRPlease explain the Rhythm)の「Here We Go」に決まりました。
J-POPチャートの上位に来るような軽快なJ-HipHopに似た感じの曲調で、とても聴きやすくノりやすい一曲です。彼らの得意なヒューマンビートボックスが駆使されているほか、KORGのiKaossilatorがインストールされたiPadを使ったパフォーマンスも目を引きます。

〈PeRのプロフィール〉
2013_per2007年に結成されたPeR。現在はRalfs EilandsとEdmunds Rasmanisの二人で活動をしていますが、元々は三人で活動をしていたそうです。ユニット名の「PeR」も、結成当時のメンバーPēteris、Emīls、Ralfs)の頭文字を取ったものともいわれています。

2007年の結成以来、PeRは様々なライブイベントに参加しています。2009年のラトビア最大級の音楽祭Baltic Beach Partyのほか、2010年には隣国エストニアで開かれたReiu Rock festivalにも出演。2011年にはリトアニアで、Dub FXのイベントを始め様々なコンサートに出演し、人気を博します。

さらに、2011年に発表された楽曲「Go Get Up」はバルト3国にとどまらず、デンマークでも話題となり、デンマークのチャートに最高2位にランクインするなどの快挙を成し遂げたそうです。

メンバーの変遷は紆余曲折あるものの、ユニットとしての実績は着実に積み上がっているPeR。ビートボックスとiPadを駆使したパフォーマンスは、5/16の準決勝二日目に見ることができますので、是非チェックしてみてください。

参考:ESC公式、Wikipedia"PeR (band)"


〈ユーロビジョン2013 ライブパフォーマンス〉

(ユーロビジョン2013 準決勝より)


〈ユーロビジョン ラトビアの成績〉
2000年に初出場したラトビアはその年に3位に着くという好調なスタートを切ります。
翌年は18位とすぐれない成績ではあったものの、2002年にこの曲で優勝を果たします。

(2002年優勝曲 Marie NI Wanna」)

マジックのように素早い衣装替えが目を引くこの曲が176点を獲得し、優勝。ラトビアは翌年、首都リガでユーロビジョン2003を開催することになりました。

しかし、その後のラトビアの勢いは失速気味。2004年に準決勝制が導入されてからのラトビアの決勝進出の勝敗は4勝5敗。ここ数年は4年連続で準決勝敗退といった状況に陥っています。

PeRのライブパフォーマンスで再び決勝に浮上することができるのか!?
5/16のラトビアには要注目です。

参考:Wikipedia「ラトビアのユーロビジョン・ソング・コンテスト

【ESC2013】アルバニア:唸るギター 吠えるボーカル そして轟くティンパニ


ユーロビジョン2013アルバニア代表は、歌手Adrian LulgjurajとギタリストBledar Sejkoの「Identitet(アイデンティティ)」に決まりました。

ロックにティンパニって、意外と合うかも… ドラムセットの横にいても違和感ない感じですね


〈二人の「アイデンティティ」〉
2013_albAdrian Lulgjurajは、隣国モンテネグロのウルツィニ出身の32歳。現在は歌手として活動しているAdrian、実は26歳に法学の学士を取得していて、弁護士として仕事していた時期もあったそうなのです。

13歳の頃にロックに目覚めたAdrianは、次第に歌への道に進んでいくことになります。「普段は弁護士として仕事をしている自分が、ステージに立つとまるで別人のように、怪人ハルクのようになる」と話す彼は2010年にアルバニアでの音楽活動を本格化。2011年には、デビュー曲「Te mori nje det」でアルバニアの音楽祭Top Festに出場します。

2012年には「Evoloj」で再びTop Festに出場し、最優秀男性アーティストに選ばれたAdrian。現在はアルバニアやモンテネグロなどでコンサート活動を行なっているほか、オーディション番組アルバニア版「The VOICE」でコーチとしても出演中です。

Adrianと共演するBledar Sejkoはアルバニアの首都ティラナ出身の42歳。ギタリストとして国際的な舞台に初めて立ったのは1987年のこと。1989年にはアルバニア国内のテレビでロックバンドの一員として初めてテレビに登場し、その年のフェスティヴァリ・イ・ケンゲス(アルバニアの歴史ある音楽祭で、現在はユーロビジョンの国内予選としての役割も担う大きな大会)で第二位を獲得します。

しかし、アルバニア国内の経済的混乱などを受け、1997年にイタリアに移り、6年間過ごすことに。その間にイタリアの伝統的なバンドなどとギタリストや歌手として音楽活動を行なっていたといいます。

近年は作曲家としても活動しているBledar。2011年にはユーロビジョンアルバニア代表の楽曲演奏者として舞台に立ちましたが、今回はAdrianと共にメインで立つことになります。

そんな二人は、5/16に行われる準決勝二日目に登場します。熱いステージに期待大ですっ

参考:ESC公式、Wikipedia「アドリアン・ルルジュライ(/」、「ブレダル・セイコ(/


〈ユーロビジョン2013 ライブパフォーマンス〉

(ユーロビジョン2013 準決勝より)


〈ユーロビジョン アルバニアの成績〉

アルバニアは2004年にユーロビジョンに初出場しました。

(2004年代表曲 Anjeza ShahiniThe Image Of You」 )

初出場2004年の決勝で7位を獲得する好調なスタートを切ったアルバニアは、以後毎年参加しています。

アルバニアの決勝進出の勝敗は6勝3敗。決勝へは割と進める方ではあるものの、決勝での結果が振るわない傾向が見られます。

2004年以降決勝での成績が振るわなかったアルバニアは、2012年にこの曲で過去最高の5位を獲得します。

(2012年代表曲 Rona NishliuSuus」)

この曲は準決勝でも2位という好成績で通過したのですが、アルバニア国内では大きなバス事故が発生し、特番体制となっていたために、その準決勝の模様が放送されませんでした。Ronaの決勝進出は、準決勝で自国アーティストの勇姿を見ることができなかったアルバニアの人々にとって大きな意味がありました。

Ronaのパフォーマンスには、「叫んでいるようだ」といった批判もありましたが、バスの事故で亡くなられた方への追悼といった思いも込められていたりするのかな、と思いながら聞いてみると、グッと来るものがあります…

さて、今回のステージはBledarにとって、2011年に果たせなかった決勝進出がかかったリベンジとも言えるステージです。アルバニアにとっても2年連続決勝進出に期待がかかる5/16の準決勝二日目は要注目です。

参考:Wikipedia「アルバニアのユーロビジョン・ソング・コンテスト

【ESC2013】ギリシャ:今のギリシャ情勢を風刺した一曲か!? 「Alcohol is Free」


ユーロビジョン2013ギリシャ代表は、バンドKoza Mostraとギリシャのレベティカ(大衆歌謡)シンガーAgathon Iakovidisのスペシャルユニットでの出場が決定しました。曲のタイトルは「Alcohol is Free」。

バルカン半島の音楽の要素とスカが上手く溶け合って、陽気に聞こえるけど、歌詞をよく読むと、混迷を極めたギリシャ経済や政府への皮肉にも取れそうな内容だったり… 
3分の中にギュッと色んな要素がつまった、カチッと決まったコラボ曲です。

〈Koza MostraとAgathon Iakovidis〉
Koza Mostraは、2011年に結成された、ギリシャを中心に活動している、スカやパンクにバルカン音楽の要素を組み合わせたミクスチャーバンドです。

メンバーは、
 Ilias Kozas(リードシンガー 1984年生まれ テッサロニキ出身)
 Christos Kalaitzopoulos(アコーディオン担当 プトレマイダ出身)
 Vassilis Nalbantis(トランペット担当 コザニ出身)
 Alex Archontis(ドラム担当 1984年生まれ テッサロニキ出身)
 Stelios Siomos(ギター担当 1980年生まれ テッサロニキ出身)
 Dimitris Christonis(バスギター担当)
の6人組なのですが、今回フィーチャリングボーカルとしてAgathon Iakovidisを迎え入れる際、全員で出場するとユーロビジョンのステージに上がれる人数の制限(最大6人まで)に引っかかってしまうこともあり、今回はバスギターの方が抜ける形での参加となります。

先月、代表曲「Alcohol is Free」のフルバージョンなどが収められたファーストアルバム「Keep Up The Rhythm」が発売されました。

フィーチャリングアーティストのAgathon Iakovidisは1955年生まれの58歳。Koza Mostraのリーダーらと同じくテッサロニキの出身。ギリシャの大衆歌謡レベティカの歌手として1973年から活動を続けています。1981年に活動拠点をアテネに移してからは、ギリシャ国内の様々なアーティストとコラボレーションしたり、ヨーロッパやアメリカなどをツアーで周るなど、より精力的に活動を行うようになりました。

世代もスタイルも超えた二組のコラボレーションは、5/16の準決勝二日目の舞台に登場します。

参考:ESC公式、Wikipedia "Koza Mostra" , "Agathon Iakovidis"、ESC Today "Greece: Koza Mostra release first album Keep up the rhythm"、Facebook Koza Mostra公式ページ


〈ユーロビジョン2013 ライブパフォーマンス〉

(ユーロビジョン2013 決勝より)


〈ユーロビジョン ギリシャの成績〉
ギリシャは1974年にユーロビジョンに初参加しています。
初参加してからしばらくの間は、最高順位が5位と、そこそこの成績を収めていたギリシャですが、2000年以降に頭角を現すようになります。2001年と2004年には3位入賞、そして2005年にはこの曲で優勝します。

(2005年優勝曲 Elena PaparizouMy Number One」)

その後も好調な成績を残し続けているギリシャ。準決勝制が導入されてからの決勝進出の勝率は9勝0敗
この連勝の背景には、隣国キプロスと互いに最高得点の12点を入れ合う仲であることも要因としてあげられるようです… ただ、今回の準決勝はキプロスとは別の日程となるため、隣国の力を借りずに決勝に進めるのかが注目されます。

10回連続の決勝進出を決めることができるのか!?
5/16は要注目です。

参考:Wikipedia「ギリシャのユーロビジョン・ソング・コンテスト




〈欧州危機とユーロビジョン ギリシャの決断〉
今回のユーロビジョンで残念なポイントの一つとしてあげられるのが、欧州危機の煽りを受け、参加費が捻出できず出場を辞退する国が複数出てきたことです。

国の財政危機が深刻なポルトガルをはじめ、スロバキアボスニア・ヘルツェゴヴィナも財源不足により、今大会の参加を取りやめています。2011年まで大会に参加していたポーランドも、同様の理由で2年連続の大会不参加を決めています。

欧州危機の震源地であるギリシャも、今回の大会参加には紆余曲折があったようです。

GREECEJAPAN.COMの記事によると、昨年12月の時点ではギリシャも大会に参加しない方向であったのだとか。ギリシャ政府報道官のシモス・ケディコグル議員は、財源不足に加え、国民感情への配慮として、今回の大会参加を取りやめるべきと発言していたそうです。

ギリシャ国内でのユーロビジョンの放送を担当する国営放送ERTでも大会出場についてかなり議論されたようで、参加費用を賄えるスポンサーが現れない限り、不参加は濃厚だったようです。ギリシャは2000年の時に、同様の理由で参加を取りやめていますが、今回のケースは欧州危機も背景にあり、前回とは質の異なるものと言えるでしょう。

しかし状況は一変し、今年1/16にERTは参加することを決定します。

記事によると、ERTは、ユーロビジョン関連番組の高視聴率を考慮し、ERTに経済的負担のないことを前提に、開催から得られる収益の獲得を模索する方向で参加を決定したのだそうです。深刻な状況に直面している時だからこそ、参加することで国の雰囲気を良い方向にすることもできるのではないか、といったところでしょうか。いずれにせよ、今回のERTの判断は英断だったと思います。

欧州危機により、多くの国が大会出場に躊躇し、不参加する国も出てきていることについて、EBU(欧州放送連合)や大会担当のテレビ局SVTも様々な案で経費削減に取り組み、参加各国の金銭的負担を減らす努力をしています。

今回の開催地がストックホルムではなくマルメに決まったのも、小さめな会場を選ぶことで費用を削るという効果や、地理的にヨーロッパの中心部にあり、移動にかかる費用を削ることができるという効果を見込んでのものだったようです。

ヨーロッパを代表する伝統的な音楽番組を、より持続的に、そしてより多くの国が参加できるように、大会運営に対する姿勢を改める事が必要になっている時なのかもしれません。来年は、今年より多くの国が参加できるようになるといいなぁ…


参考:GREECEJAPAN.COM "ギリシャ、来年のユーロビジョン・ソング・コンテスト不参加"(2012/12/1) , "ギリシャ、最終的にユーロビジョン参加を決定"(2013/1/16)、Wikipedia「ユーロビジョン・ソング・コンテスト2013

【ESC2013】アルメニア:ブラック・サバスのギタリスト トニー・アイオミが楽曲提供 「Lonely Planet」


ユーロビジョン2013アルメニア代表は、Doriansの「Lonely Planet」に決定しました。

DoriansはリードボーカルのGor Sujyanを中心に2008年に結成されたアルメニアのロックバンドです。
結成当時はリーダーのGorが敬愛するレッド・ツェッペリンをカバーするバンド「Gor and Friends」として活動していましたが、現在のバンド名に改めてからはオリジナル曲の制作も手がけるようになりました。

「Yes Kulam(I’m Crying)」でヒットを飛ばし、アルメニア国内で有名になったDoriansですが、今回の代表曲「Lonely Planet」はDoriansが作詞を担当し、イギリスのロックバンド ブラック・サバスのギタリスト、トニー・アイオミが作曲を担当しています。

参考:ESC公式


〈ユーロビジョン2013 ライブパフォーマンス〉

(ユーロビジョン2013 決勝より)


〈トニー・アイオミとアルメニア〉
トニー・アイオミとアルメニアの関係は、実はとても長いものなのだそうです。

BARKSの記事によると、トニー・アイオミは1988年に起きたアルメニア地震の救済チャリティー企画「ロック・エイド・アルメニア」で募金活動を行なって以来、アルメニアとの親交を深めたのだそうです。2011年には、地震で深刻な被害を受けたギュムリに音楽学校を設立するためのチャリティー企画として、ブラック・サバスのメンバーを集めシングルをリリースしたのだとか。

トニー・アイオミは、今回のユーロビジョン2013アルメニア代表で自身の楽曲「Lonely Planet」が選ばれたことについて、「ちょっとしたニュースがあるんだ。俺のデモ音源のひとつがユーロビジョン・ソング・コンテストのアルメニア代表曲に選ばれたんだ! 選考曲に挙がってたんだけど、土曜の夜に代表曲に決まったんだ」とウェブサイトで報告。Doriansについても「Doriansは良いバンドさ。ボーカルはとっても良い声をしてるんだ」とコメントを寄せています。

ブラック・サバスのギタリスト、トニー・アイオミのお墨付きを得たロックバンドDoriansは、5/16に開かれる準決勝二日目に参加します。

参考:BARKS「トニー・アイオミ、ユーロビジョンのアルメニア代表曲を作曲」(2013/3/8)


〈ユーロビジョン アルメニアの成績〉
2006年に初参加したアルメニア。初登場から決勝8位につくという勢いはその後も衰えず、2010年まで5年連続で決勝進出を決めています。2011年は残念ながら準決勝敗退となってしまいましたが、準決勝進出の勝敗が5勝1敗のアルメニアは、無視できない実力を持った国といえるでしょう。

ちなみに2012年は、ナゴルノ・カラバフを巡り敵対関係にあるアゼルバイジャンでの開催だったため、セキュリティー上の問題を考慮して、参加を取りやめています(アルメニアとアゼルバイジャンの関係については過去記事を参照)。

これまでの決勝での最高順位は4位2008年にこの曲で勝ち取りました。

(2008年代表曲 SirushoQele, Qele」)

Sirushoの「Qele, Qele」はユーロビジョンをきっかけにロシアなど周辺諸国でもヒットしました。
ちなみに、ユーロビジョン2013ロシア代表のDina Garipovaもこの曲をカバーしています。

Doriansとトニー・アイオミの力でQele,Qele以上の成績を残すことができるのか!?
5/16の準決勝二日目は要注目です。

参考:Wikipedia「アルメニアのユーロビジョン・ソング・コンテスト
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