〈準決勝の一番手は決勝に進みにくいって本当?〉
毎年毎年「準決勝でトップバッターに来る楽曲は決勝に進みにくい」なんて話を耳にします。

今年の準決勝のトップバッターは、5/6の1日目がアルメニアのAram MP3で、5/8の2日目がマルタのFirelightとなっていますが、この話が本当だとしたら彼らの運命はどうなってしまうのでしょう…

ESC Todayでは、準決勝が二部構成になった2008年にさかのぼり、過去6年間の成績から、出場順による決勝進出の割合を算出しています。

記事によれば、準決勝でトップバッターになったアーティストが決勝に進める割合は5/12。二番手になると確率が8/12(=2/3)に上昇し、最後になると10/12(=5/6)まで確率が高まっていたのだとか。やはり、出場順と勝敗は大いに関係があったようです。生放送という性質上、致し方ない部分もあるかもしれないですが…

でも、良い曲であればきっと良い評価が下るはず…と信じたいです。

参考:ESC Today"Eurovision 2014: An analysis of the semi final running order"


〈1956年から2013年まで アカペラで奏でるユーロビジョン優勝曲メドレー〉
デンマークで活動しているアカペラグループCPH a Cappelaが、YouTubeに素晴らしいライブパフォーマンスをアップしました。

CPH a CappelaEvolution of Eurovision」)

このパフォーマンス「Evolution of Eurovision」は、1956年から2013年のユーロビジョン優勝曲がメドレーになってぎゅっと凝縮された一曲となっています。ユーロビジョン・ファンにとって、どこに何の曲が入ってきてるのか、色々探ってみたくなるような仕掛けもあって非常に面白い仕上がりにもなっています。

第一回優勝者リス・アシアの曲からスタートし、ABBA、セリーヌ・デュオン、そしてロリーンにEmmelie de Forestまで… たった7分で歌いきってしまうこの実力、構成力に脱帽です。ちょうどメンバーも6人ですし、この力があれば次のデンマーク代表も狙えるのでは!?

参考:Eurovisionireland"“The Evolution of Eurovision” a Cappella – A Must See Video"