E.S.Cheers!! - #Eurovision 2017-

ヨーロッパで開催される年に一度の音楽祭ユーロビジョン・ソング・コンテスト(ESC)の最新情報などをお届けします。

国内予選

【トピック】2015 国内予選で惜しくも敗れてしまった「アップテンポ」ソング5選

〈今年のユーロビジョンはバラードイヤー〉
ユーロビジョン2015のエントリーが出揃ってそろそろ半月を迎えようとしていますが…
いざ蓋を開けてみて気づいたのは、今年はバラード豊作の年だということです。

例えば、パワー系バラードのマルタ、テクノ系サウンドを散りばめたラトビア、スケールMAXのバラード曲で勝負に出るスペイン、例年ダンスミュージックでのエントリーが多かったギリシャも哀愁系バラードで挑むなど、ステージパフォーマンスの派手さより声で勝負する国が多く見受けられる気がします。

今年は歌唱力で勝負する年、聴き応えある曲がいっぱいな年と言えるかもしれませんが、ここまでいっぱいバラードが揃ってしまうと、逆に派手なステージパフォーマンスが魅力のダンスミュージックが恋しくなってしまうもの。

そこで今回は、国内予選で敗れてしまった楽曲から5つの「アップテンポな」楽曲に注目し、テンポと共に紹介したいと思います(テンポはE.S.Cheers独自調べ)


[Song No.1]Glen Vella 「Breakaway」 (BPM=128)


トップバッターはマルタからGlen Vellaの登場です。

実はGlen、ユーロビジョン2011マルタ代表として出場した経験を持っている方なのですが、その年は準決勝で惜しくも敗退してしまいました。

今回の国内予選では、決勝に残ることはできたものの、優勝の座はAmberに譲ることとなりました。
雪辱の本選決勝進出を目指すべく、来年も是非国内予選にトライしていただきたいです。


[Song No.2]Laing 「Zeig mir deine Muskeln」 (BPM=132)


次はドイツから、テクノポップユニットLaingの登場です。

リーダーのNicolaを筆頭に3人のボーカルと一人のダンサーによるユニットLaingの体を張ったパフォーマンスは要注目です。エアロバイクを漕ぎながら3分間歌うのは、踊りながら歌うのと同じくらいキツイですよね…

Laingは決勝の第二ラウンドに進みましたが、最終ラウンドまで残ることはできませんでした。
この曲にかぎらず、彼女たちのライブパフォーマンスはかなりハイレベルなので、来年こそはドイツ代表として勝ち進んでいただきたいです。


[Song No.3]Barrice 「Ela」 (BPM=138


お次はギリシャから、懐かしのユーロビートとギリシャの伝統的サウンドが融合したアップテンポソングの登場です。

そうですこれですこれ!
ギリシャと言ったらダンスミュージックですよ(あくまで個人の意見です(笑))
毎年ユーロビジョンのステージを華やかに彩ってくれたギリシャですが、今年は歌唱力路線に切り替えてしまったようです…

来年こそはダンスミュージックでお願いしますっ


[Song No.4]Isa 「Don't Stop」 (BPM=156)


手話おじさんで一躍日本でも話題になったメロフェスからはIsaの登場。
メロフェスといえば、まさにダンスパフォーマンスの宝庫なのですが、個人的にMåns Zelmerlöwと並んでお気に入りだったので紹介させていただきました。

ちなみに、Don't Stopの手話バージョンはこんな感じだったようです。

IsaDon't Stop」手話バージョン Melodifestivalenより)

話題のTommyさんではありませんが、負けず劣らずのノリっぷりです…!


[Song No.5]Raylee 「Louder」 (BPM=200 or 100)


最後はメロフェスの真裏で決勝が行われたノルウェーから。
ノルウェーでも今年はバラードナンバーが選ばれましたが、こんなにパワフルでノリがいいナンバーもエントリーしていたんです。

残念ながら決戦へ進出することができなかったのですが、ビート感の強い曲調とクールなステージパフォーマンスが印象的な一曲でした。


以上、E.S.Cheersの独断と偏見で選ばせて頂いた国内予選アップテンポナンバー5選でした。
お楽しみ頂けたでしょうか?

今年の代表に選ばれた方々はみな実力を持った素晴らしい方々です。
でも、もしバラードの連続でお腹がいっぱいになってしまった時は、このページに戻って楽しんでいただけたらと思います。

【トピック】2014 国内予選で惜しくも敗れてしまった名曲5選

〈E.S.Cheersが選ぶ 国内予選で惜しくも敗れてしまった名曲2014〉
ユーロビジョン2014の代表が出揃って一ヶ月が経とうとしています。

この時期になると、当然各国の代表アーティストの動向に目が行きがちになるのですが、あえてこの時期だからこそ、当ブログE.S.Cheersでは国内予選で敗れてしまった楽曲から5つの楽曲に注目し、紹介したいと思います。 


[Song No.1] Ace Wilder 「Busy Doin' Nothin'」

ユーロビジョン2014スウェーデン代表を選ぶMelodifestivalen2014で予選を勝ち抜き決勝に進出したAce Wilder。サビの「Don't wanna work! work! work!」が印象的で、つい口ずさんでしまう一曲です。

キャッチーなサビが人々の心を掴み、この曲は海外審査員投票で97ポイントを獲得し、Sanna Nielsenに7ポイント差をつけトップに躍り出ていましたが、視聴者投票の結果、わずか2ポイント差で競り負けてしまいました… 
これは本当に惜しすぎます。 


[Song No.2] Catarina Pereira 「Mea Culpa」

ポルトガル代表選考会Festival da Cançãoで注目されていた楽曲の一つ。
準決勝をクリアし、決勝に進出、さらに決選投票にも残ったのですが、投票の結果惜しくも2位となり、落選…

実はこの曲のシングルには、英語版と、英語とポルトガル語のミックス版も収録されていて、代表として選ばれた際の「備え」も万全だっただけに、この落選は非常に残念です。 


[Song No.3] Brequette Cassie 「Más-Run-」 

スペイン国内予選に登場した南アフリカ出身のBrequetteが歌うこのバラードナンバー。

ユーロビジョン本選でヒットを飛ばしているプロデューサーを作家陣に迎え、「Dancing in the Rain」と同じく、歌詞に英語をふんだんに取り入れているため、ファンブログでも「RuthかBrequetteか」と言われるほど、優勝候補の一人としてかなり注目を集めていました。

ファンブログで注目されていた通り、決勝では二人が接戦を極めることとなりますが、惜しくも敗れてしまいました。YouTubeにアップされているRuthの動画のコメントには、「私はBrequetteに票を入れたのに…」と、Brequetteの落選を嘆くユーザーのコメントも…


[Song No.4] Boris Covali 「Flying」
 
モルドバ国内予選O Melodie Pentru Europaに向け、Boris Covaliが準備していたのがこのパワーバラード。
ファンブログでも、「モルドバ代表は彼」と注目を集めていたのですが、 エントリー直前に権利上の問題で楽曲が使用できないという事態に陥ってしまいました。

結局彼は楽曲を差し替えて国内予選に出場するのですが、結果は二位となり、惜しくも代表の座を逃してしまいました。


[Song No.5] Mo 「Heal」

ノルウェー国内予選MGP2014のエントリー。ミディアムバラードで、ダンスパフォーマンスも注目の一曲です。

予選を勝ち抜き決勝へ進出し、 決選投票まで残ったのですが、Carl Espenが多くの票を獲得し一位となったため、敗れてしまいました…


というわけで、E.S.Cheersが選ぶ「国内予選で敗れてしまった名曲5選」をお届けしました。

敗れてしまったのは非常に残念で惜しいことなのですが、今年のスウェーデン代表Sanna Nielsenやアルバニア代表Hersiのように、何度も何度もトライして、次はぜひ代表の座を勝ち取って欲しいです。

YOHIOも登場 明日は注目の国内予選決勝3連チャン!

〈3/9は注目の決勝戦が目白押し〉
国内予選もいよいよ大詰めを迎える3月。
今週末はスロベニア、スウェーデン、デンマークの3カ国で国内予選の決勝が繰り広げられます。
各国の決勝の模様は以下のサイトでライブ配信されますので、ぜひチェックしてみてください。

スロベニア EMA2014 (CET:3/8 20:00~、日本時間:3/9 4:00~)
スウェーデン Melodifestivalen (CET:3/8 20:00~、日本時間:3/9 4:00~)
デンマーク Dansk Melodi Grand Prix 2014 (CET:3/8 20:00~、日本時間:3/9 4:00~)



〈YOHIOやAlcazar、過去のユーロビジョン優勝者も登場 スウェーデンの覇者は誰に!?〉
この3つの決勝戦の中で一番注目したいのが、スウェーデンの国内予選。
毎年ハイレベルな戦いとなるスウェーデンMelodifestivalenの決勝戦ですが、今年は特に協力なアーティストがめじろ押しです。
今回の決勝戦は以下のアーティストが登場します。

・Anton Ewald 「Natural」
・Ellen Benediktson 「Songbird」
・Alcazar 「Blame It On The Disco」
・Oscar Zia 「Yes We Can」
・Linus Svenning 「Bröder」
・Helena Paparizou 「Survivor」
・YOHIO 「To The End」
・Sanna Nielsen 「Undo」
・Panetoz 「Efter solsken」
・Ace Wilder 「Busy Doin' Nothin’」
(登場順)

この中でE.S.Cheers的に注目したいアーティストはこちらの三組ですっ

1.AlcazarBlame It On The Disco

ユーロビジョン本選で受けが良さそうなアゲアゲダンスビートにパワフルで派手なパフォーマンスが目を引くAlcazar。2009年に「Stay the Night」で決勝に進出して以来の登場です。
男性ボーカルのAndreas Lundstedtは、かつてSix4oneのメンバーとして、ユーロビジョン2006のスイス代表として出場した経験も持っています。

2.Helena PaparizouSurvivor

パワフルなボーカルが印象的な一曲。
実はこの方、ユーロビジョン2005でギリシャ代表として「My Number One」という楽曲で出場し、優勝した方なのです。
スウェーデンの視聴者がギリシャ人であるHerenaを代表に選ぶのかどうかはわかりませんが、ユーロビジョンファンは必聴の一曲といえるでしょう。

3.YOHIOTo The End

スウェーデンでビジュアル系ロックボーカリストとして活動中で、3/7に日本テレビ系で放送された「世界番付」にも登場していたYOHIOが昨年に続いて登場。
昨年とはうって変わり、L'Arc~en~Ciel辺りが歌いそうな疾走感のあるグラムロックナンバーとなっています。
個人的には、日本びいきな彼にぜひ勝ち抜いてほしいと思うところではありますが、ユーロビジョン本選でロックは票を伸ばしにくいというジンクスもあるので、どうなるか気になるところです…


スウェーディッシュポップの頂上決戦とも言えるMelodifestivalenの決勝戦。覇者は一体誰になるのか、要注目です。


※この記事で、3/8に行われたポルトガルの国内予選を決勝戦と紹介していましたが、正しくは準決勝戦でした。
ポルトガル国内予選の決勝は現地時間3/15に開催されます。お詫びして訂正いたします。
Spotifyプレイリスト
Twitter プロフィール
E.S.Cheersのツイッターアカウントです。 記事の紹介と併せて、ツイッター上で拾ったユーロビジョン最新情報のリツイート等もしています。 良かったらフォローお願いします♪
QRコード
QRコード
にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
banner
  • ライブドアブログ