ユーロビジョン2015リトアニア代表は、Monika LinkytėVaidas Baumilaの「This Time」に決まりました。

明るいカントリー調のデュエット曲は、聞いているととてもウキウキした気分になるのですが、面白いのはこのミュージックビデオ。

何組かのカップルやグループにこの曲を聴いてもらった時の反応をうかがうというモニタリング形式のビデオに仕上がっているのですが、注目すべきは1分56秒あたり。
昨年ネット上で話題を読んだ「見知らぬ人同士でキスをしたらどうなるか?(First Kiss)」 というモニタリング動画を彷彿とさせる展開に、見ているこちらも幸せな気分になってしまいます。

国内予選のパフォーマンスでは二人のキスが披露されてちょっとした話題になりましたが、本番ではどんなパフォーマンスが披露されるのでしょうか?


〈二人のプロフィール〉
・Monika Linkytė
Monika Linkytėは1992年にリトアニアの海辺に近い町ガルグジュダイで生まれた女性シンガーです。
幼いころはダンサーになりたいというあこがれを持っていた彼女は、ピアノを習い始めてから、音楽へと関心が移っていったそうです。

2007年のジュニアユーロビジョン国内予選への出場をきっかけに歌手への道を進み始めた彼女は、様々なオーディション番組や音楽祭へ出場。2013年にはリトアニア版The VOICEにも挑戦しています。
 
Monika LinkytėDance With Somebody」カバー Lietuvos balsasシーズン2より) 

The VOICE名物のブラインドオーディションを難なくクリアした彼女はその後も順当に勝ち進み、決勝まで進出したのですが、結果は惜しくも2位。優勝を逃してしまいました。

Monikaのユーロビジョンへの挑戦は2009年から毎年続けられていましたが、The VOICEで得た経験と悔しさをバネに成績を伸ばし、ついに今年、念願のリトアニア代表の座を獲得したのです。


・Vaidas Baumila
Vaidas Baumilaは1987年にリトアニアの首都ビリニュスで生まれた男性シンガーです。

クルーズ船で歌い手の仕事をしていたVaidasは、2005年にオーディション番組Dangusに出場。リトアニア中から注目を集めるきっかけになりました。

この番組では惜しくも優勝を逃してしまいましたが、翌2006年に発売されたデビューアルバム「Ką tu mėgsti?(What Do You Like? )」は大ヒットとなったそうです。

これまでに3枚のアルバムをリリースしているリトアニアのホープVaidasは、昨年はそれぞれソロで代表の座を争っていたMonikaとタッグを組んで楽曲「This Time」を作り上げ、ユーロビジョン国内予選に挑戦。二人のキスの力もあって(?)見事代表の座を獲得したのです。

Monika Linkytė & Vaidas BaumilaThis Time」 ユーロビジョン国内予選より) 


とびきり明るいデュエット曲「This Time」を披露するMonika LinkytėとVaidas Baumilaは、現地時間5/21に開かれる準決勝2日目に登場します。


参考:ESC公式、Wikipedia"Monika Linkytė","Vaidas Baumila"、DelfiVaidas Baumila公式Facebookページ